透視図法について
昨年から
アニメーション学科以外の生徒さんに、アニメ視点からの描法や、アニメ発想での絵の描き方を指導する機会が増えています。
アニメ視点やらアニメ発想
やら、奇妙な言い回しですが、マンガやアニメの世代である彼らに、身近なマンガやアニメを教材にしての技法説明です。
昨年より、コンピュータグラフィックス学科のゲーム専攻の、デジタルを学ぶ学生たちに対してアナログによる絵画技法を、同じくコンピュータグラフィックス学科の2DCG専攻の学生たちに対してデッサンを指導。
手ごたえを感じています。
今学期
イラストレーション学科の2年生とコンピュータグラフィックス学科の2DCG専攻の2年生を対象に背景デッサンを指導しています。
絵の具を使っての描写や色彩というよりも、透視図法や空間デッサンについての学習がテーマの実習授業。
第1回目の授業では
各透視図法の紹介をしました。
本日、第2回目は一点透視図と二点透視図の復習。
両図法の学習の確認で、A3サイズの画面に「正立方体」をスケッチ。
後半の授業では、学生ホールで室内デッサンを行いました。
透視図法は
難しいのでしょうか?
水平線とアイレベル(観察者の視点の高さ)の関係を説明してきたつもりですが、まだまだ理解してもらえていないようでした。
線遠近法による消失点に収束していく斜めの線に惑わされてしまって、どんな視点から空間を観察しているのかを、すっかり無視してしまっている作品もありました。
全員、同じ高さの椅子に
座って描いているのですから、画面の水平線上にみんなの顔が並ぶような配置の画面が出来上がってくるはずなのですが。
不思議なことに、フカンの構図で描かれた作品が何枚か出てきました。まるで、立って眺めて描いたようなアングルの構図の作品が。
そういえば
アニメーションの学生たちも、天井のあたりから見下ろした構図の絵を、平気でよく描きます。
絵巻によく見られるフカン(俯瞰)の画面の絵です。
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